PKO それは侍の心  飛翔塾 滝澤嘉津也

1271563871__57281_175_1173337_tn.jpg ついに私も今年で50歳になります。この私の人生はPKOとともにあります。私が、初出場したのが第4回ですから人生の半分近くをPKOとともに生きてきました。私は人生をPKO、空手修行に捧げました。誰よりもPKOを愛しております。

その私が言います。PKOの魅力とは、現代の空手界において、侍の心体現できることにあります。ポイントとは、相手を刀で斬った瞬間です。空手の拳や足は刀と考えます。だから体に触れさせていはいけない。書いての裂ぱくの一撃を体に受けたということは、刀だったら死んでいます。剣道と同じ概念です。現代において日本刀で斬り合わなくてはいかない。だから防具を着け、日本刀を竹刀に変えて、三本勝負のポイント制で戦うう。一撃を、ただあてたのではなく、「斬った瞬間をポイント」としています。そういう概念でPKOのポイントをとらえてください。

「体で相手の攻撃を受け止め、間合いをつぶし合う従来のフルコンタクト空手ルール」では、どうしても体力差が勝負を分けます。しかし、PKOルールでは、間合いで攻撃を見切ってさばく、「完璧な受け」と、研ぎ澄まされた技をたたきこむ「正確な一撃」が求められることから、体力よりも、技の正確性が勝負を分けます。ですから選手は一瞬たりとも気を抜けず、息詰まる間合いの勝負が展開されるのです。それが、侍の心です。その最高峰の闘いが、第一回PKO国際大会決勝戦、大西健太郎選手と松本勇三選手の激闘でした。その闘いはまさしく白刃が交差し、火花散る侍どうしの美しい闘いでありました。

その闘いを見たとき、「あぁ、俺は空手をやっていてよかった」と、心から感動し、(涙と流しヨダレもたらしました?)二人に感謝しましたね。

勇三君!! 早く帰ってきて!

第2回大会では、エンリコ選手とマルセロ選手のブラジルの選手が強靭な体力と研ぎ澄まされた技で、侍の心を体現してくれました。ただ、同大会は日本人が優勝できなかったのは事実です。世界に誇れる空手であるためには、本家である日本人が勝たねばなりません。日本の空手にあこがれて外国の空手家が修行するのですから日本人の使命は重いです。

私は先日、理事長 佐藤勝昭氏から日本選手団長を命ぜられました。今大会は日本が負けたら腹を切るつもりで選手一丸となって最高峰の戦いをします。

そして、センターポールに日の丸を揚げます。

今、世界は病んでいます。汚れた空気を清浄するために、私たち選手一同は世界一きれいな空手、日本空手道 POINT&K.O.を世界に発信します。マイケルジャクソンも病んだ世界救済のため心血をそそいだように、マイケルの意志を私たちは歌ではなく、空手で継いでいきます。

THIS IS IT それは、私たち空手家にとって空手です。押忍

(第3回GLOBAL POINT&K.O.より)

 

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